Unity ReflectとAutodesk Revitを用いた3DデモとARについて



Unity ReflectとAutodesk Revitを用いた3DデモとARについて





Unity Reflectの無料使用期間を終えて:
一か月間の無料使用期間を終えて実現することができた部分・できなかった部分と、Unity Supportの方とやり取りする中で分かってきた実現できなかった部分の原因について途中経過ですが報告させて頂きます。

実現できた部分:
Revitにもともと搭載されている3Dモデルだけでなく、Fusion360で作製した3Dモデルについても三次元空間にAR再現できたことです。また、同期モードを変更することでRevitを起動することなく、Reflect Viewerだけを起動するだけでiPadなどの端末でAR再現することが
できます。Viewerを起動している際に、Revitで3Dモデルの詳細を編集しても、リアルタイムに反映することもできます。

実現できなかった部分:
3DモデルをAR再現する際に実寸サイズで床に接地した状態で確認することができなかったことです。また、RevitにUnity Reflectをプラグインとして利用するときに不便だったことは、Revitに3Dモデルをインポートする際にオブジェクト形式を受け付けなかったことです。調べてみると、オブジェクト形式をインポートしたいならば、RevitではなくSketchUpを利用しなければならないようです。

実現できなかった原因:
3DモデルをFusion360からRevitにSAT形式でインポートする際に不具合が生じて実寸サイズで表示することができなかったのではないかと最初に考えました。こちらについては、インポートしてから3Dモデルの数値を確認したり、Revitに標準搭載されている3Dモデルで試してみても実寸サイズで表示することはできなかったので、インポート時の不具合が原因である可能性は低いと考えられます。

Revitに標準搭載されている3Dモデルで、こちらをAR再現したのが上部に掲載した写真



続いて、原因して考えられたのはRevitの操作ミスです。こちらについては、Revitを使うのが初めてで、かつFusion360の仕様とは全く異なっていたので操作ミスは起きやすい状態でした。また、Unity Supportの方に考えられる原因をお聞きしたところ、やはりRevitの操作ミスが原因である可能性が高いようです。

ご指摘頂いた内容は、Revitに3Dモデルを配置する際に原点がGLになっていない恐れがあるということでした。

配置する際に高さの次元は数値で0にするなどして合わせていましたが、原点に関しては何も触れていなかったので、宙に3Dモデルが浮いたり、AR空間に対して3Dモデルを固定できず実寸サイズで表示できなかったのかもしれません。この詳細は引き続きUnity Supportの方にお尋ねしておりますが、返信はまだ届いてなく、Reflectの無料期間も終了しているので原点をGLに調整して再度ARモードで表示してみることもできていない状況です。
それに関しては、週明けまで待ったのち再度お伺いしようと考えております。

コメント

  1. お疲れ様です。非常に良いレポートです。
    Revitはまだ開発途上のようですね。SketchUpの方が先行しているのでそちらの方が良い事も理解できました。iPhoneのLidarスキャナーのアプリもSketchUPに全て対応しているのも頷けます。
    学業に支障がなければSketchUpも挑戦して頂けると助かります。
    とりあえずサポートからのフィードバックも気になります。

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    返信
    1. ご丁寧にありがとうございます。
      本日までUnity Supportからのメールを待っておりましたが、返信がないため明日に再度確認をさせて頂きます。SketchUpの方はReflectの体験版シートが試せるなら、ぜひ挑戦したいと思っています。まずは、Revitで接地・実寸サイズのAR再現ができるかどうかをサポートの方にお聞きしながらまとめたいです。

      削除
  2. 是非挑戦して頂きたいです。もし費用等が掛かるようでしたら相談して下さい。検討します。

    返信削除

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