~11/12までの活動報告

 11/11(水)

会社での活動報告:

Jetson nanoについて

Jetsonのセットアップの状況を確認して頂きましたが、opencvのバージョン確認ができなかったので、最初からセットアップすることになりました。自宅でセットアップしていたときは、nanoとは何であるのか、git cloneの意味など分からずにコピペで作業を進めていましたが、実際に打ち込んだコードとその結果を見せて頂いたのでコードの意味を理解することができました。具体的にはnanoとはテキストエディタであって、隠しファイルなどもターミナル上で編集できるのだと分かりました。また、git clone URLとすることでマウスを使ってダウンロードから解凍まで行っていた部分をコンピュータに任せることでミスなくディレクトリを作成することができる便利なものなんだと理解することができました。

また、ディレクトリへの理解不足がセットアップの失敗を招いただろうと思われます。

$./build_opencv.sh

のコードをデスクトップなどの適当なディレクトリで行っていたので、opencvでエラーが起きたのだろうと思います。正しくはbuild_opencv.shが格納されているディレクトリでターミナルを開きカーレントディレクトリに指定する必要がありました。. がカーレントディレクトリを表すので、デスクトップなどの適当なディレクトリで実行してもその中にbuild_opencv.shは存在しないのでエラーが起きるのは必然でありました。

今回の作業を通して、実際に失敗する機会を与えて頂いたので、ディレクトリ把握の重要性を身に染みて感じることができました。しかし、失敗をして時間を食うというのは何回も行っていたらキリがないので次のセットアップでは、コマンド・ディレクトリ・エラーコード・作業手順を必ず守ることを意識して成功させたいと思います。

Fusion360について

今回提出させて頂いた実際の図面のスケッチは各部分がすべて連結していて、一塊のボディとなっていたので、各部分を分けて一つ一つのボディに分ける必要がありました。一塊のボディの状態では、押し出したときに連動して動作するので扱いにくいですが、小分けのボディとして準備していれば、1つの制作物をつくるときに最後に連結するだけで完成させることができるみたいです。来週の出社時までに今回の一塊のスケッチを小分けにしたボディから制作物を完成させたいと思います。

BOSONについて

インストールはしていたものの動作が起きないので触れていなかったBosonを設定して頂きました。アプリでは人を映したときに人と認識したり、ペンを映したときにペンと認識することできていました。ユーザー側からみると、カメラが認識して画面に映しだされているだけかもしれませんが、その裏側では、いくつのもファイルやコードが用意され、多くの複雑な処理が行われているのを見せて頂いたので、1つのアプリを作るのにどれだけの苦労がいるのかがよくわかりました。また自宅でもいろいろなものを映してみたのですが、人を人と感知したり、小さい物でも把握できることから精度の高さを実感しましたが、ふつうのボールペンをknifeと出力して意外なもので把握ミスしていたので機械らしさがあって少し面白かったです。

画像修復について

今回実際に白黒からカラーの写真へと修復して編集されたものを見せて頂きました。その写真の持ち主がカラーのものをみて当時の状況などの記憶が蘇ったと聞いて驚きましたし素敵だなぁと感じました。今の社会では未来の人間の仕事がAIに奪われてなくなる職業がでてくる、などといった悪いイメージが多くあります。しかし、今回のカラー写真のように思い出せなかったものが思い出せたりと、人々の暮らしを豊かにする力がAIにはあって、魅力的な科学技術として人間と共存していくことができると思います。また、この良い側面が社会にもっと広まってほしいですし、今回のカラー写真のような素敵な出来事をAIで体験する人が増えたらいいなぁと感じました。


            52HertzによるPixabayからの画像 


自宅での作業:

最初からセットアップをやり直すことになったので、SDカードの初期化から始めました。

最初にSDカードフォーマッターで直接初期化しようと試みたのですが、SDカードをパソコンが認識しなかったので、他の方法を探していたところ、コマンド操作で初期化できることが分かりました。

具体的には、Windows PowerShellで

diskpart

~結果

DISKPART> list disk

でSDカードを探しました。

その後、

DISKPART> select disk 1

でSDカードを選択し、

DISKPART>clean

で初期化が完了しました。

その後、Jetson nanoの画像イメージをSDカードに読み込み起動しました。

./build_opencvを実行すると4,5時間かかるので、各種の設定が終わった後に、installSwapfile.shを作成し、

$ git clone URL

でディレクトリを作成するところまでで作業を終えました。

前回はここですでに躓いていたので今回は慎重に正確にセットアップができるように頑張りたいです。


今回お借りした書籍

マンガでわかる統計学[回帰分析編] 高橋信著

最後にVimeo使ってみました。


コメント

  1. Jetson Nano(Linux)は他のOSとシステムが違うので他のOS(Windows,Mac)からは見えません。

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